2022/12/14
こんにちは、スタッフの田中です。今年は歴史的な円安やロシアのウクライナ侵攻、世界的なインフレ等、とても不安定な年となりました。相場も終盤に来て不安定になっていますが、来年はどうなって行くのでしょうか・・・・。
今回は話題のロレックス「ミルガウス」「116400GV」をお買取り致しましたので、価格推移(買取相場)や買取ポイントについて紹介していきたいと思います!ここ数年廃盤(ディスコン)予想の定番モデルでもある「ミルガウス」。2023年にはいよいよか!?と本命予想されています。
商品名 ロレックス ミルガウス
型番 116400GV
参考買取相場 約95万~約105万 黒文字盤 (*R4.11月時点。相場は日々変動します。付属・状態・条件等により変わります。)
参考買取相場 約100万~約115万 Zブルー文字盤 (*R4.11月時点。相場は日々変動します。付属・状態・条件等により変わります。)
1956年、医者や科学者向けに耐磁性に特化した時計として発売されたのが「ミルガウス」です。
当時は1000ガウスもの耐磁性を備えた時計として画期的なものでした。
しかし、現在と違い磁気が時計へ影響を及ぼすということはそれほど多くの人には馴染みがなく、一時生産が終了。
現在はスマートフォンなど電化製品等が放つ磁力と時計の相性が悪いことは理解されていますので、「耐磁性能」は大事なポイントとして認知されています。そこで各時計メーカーが磁気に強い時計の開発を開始、ロレックスも2007年に「ミルガウス」を復活させました。現在は「116400GV」のグリーンサファイアガラスが使用された2モデルとなっています。
余談ですが、実際にお医者さんが腕にされていたのを以前見かけたことがあり、妙に納得してしまったことがありました。
サブマリーナやエクスプローラーのように持っている人を見かけることが少ないところもありますが、稲妻針やグリーンサファイアガラス搭載等、他のモデルと違った魅力がいっぱいのモデルでもあります。
ロレックス「ミルガウス」「116400GV」価格推移
新品実勢価格は下記のグラフの通り、新作発表がされる数ヶ月前よりジリジリ上がり4月以降は一旦落ち着いた状況です。ただ、まだミルガウス「116400GV」は廃盤になっていないことも関係し現在も数年前に比べると高値をキープしています。
下記の表はミルガウス「116400GV」黒文字盤の箱・保有りの平均参考買取価格となっています。
廃盤予想だけあって近年の値上がり率はとても高く、注目されていることがよくわかります。2016年の頃に比べると倍の値段がついており、現在ミルガウスは非常に好調です。2021年から2022年前半にかけて飛躍的に数字が伸びています。廃盤が予想されたモデルは、廃盤後に価格が上昇することを見込まれて需要が集中、その為価格上昇が顕著です。ただ、11月に入り為替の影響でロレックスの価格が全体的に下落しており、2023年に向けて買取価格がどのように変動するのか気になるところです。
黒文字盤 |
2016 |
2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
平均参考買取価格 |
約54万 |
約58万 |
約61万 | 約62万 | 約71万 | 約85万 | 約105万 |
下の表はZブルー文字盤はの価格推移&平均参考買取価格表です。Zブルー文字盤は黒文字盤よりも高めとなっております。価格の変動は黒文字盤同様、年々上昇しています。ただ前述の通り、ロレックスの価格が為替の影響を受けて11月頃より全体的に下落となりました。Zブルーも同様となっており、今後はどのようになるでしょうか。
Zブルー |
2016 |
2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
平均参考買取価格 |
約56万 |
約62万 |
約66万 | 約73万 | 約77万 | 約102万 |
約128万 |
ここ数年廃盤予想の常連となり、キャリバー3100系が搭載されている最後のモデルとなっています。
各メーカー時計の性能が飛躍的に向上しています。オメガやチューダーのようにマスタークロノメーター(15,000ガウスもの耐磁性能等)搭載モデルも登場していますから、ロレックス「ミルガウス」の次世代モデルはどの様になるのでしょうか。注目です。
ロレックス「ミルガウス」高額買取ポイント
ロレックスを売る際にはポイントがいくつかございます。ご存じの方も多いのではないかと思いますが、参考までにご紹介致します。
◆まずは付属品です。箱・保証書・タグ・あまりコマ・冊子等、揃っていると査定UPです。保証書の有無は査定価格への影響が大きく、数万円~モデルによっては10万円以上のマイナスになってしまうこともあります。是非一緒にお持ち下さい。
◆年式も大切です。ロレックスは時々マイナーチェンジをしていることがあります。それにより、違いが生まれマイナーチェンジ前のモデルの生産数が少なかったりすると古い年式のものでも買取価格が高くなるものもあります。ただし、通常は年式が新しいモノの方が買取価格は高くなります。「116400GV」においては、黒文字盤は2007年~発売、Zブルー文字盤は2014年~発売となっています。
◆タイミングも非常に重要です。2022年10月には歴史的な円安となりました。為替はロレックスの価格に影響しますので、円安時は価格が高くなる傾向です。また、前述の通り、モデルチェンジの際は一時的に価格が上昇する傾向にありますので、新品の価格等の値動きをチェックされるといいかと思います。
◆状態です。メンテナンスが必要な状態か、ガラスに欠けはないか等確認させていただいております。
まとめ
ミルガウス「116400GV」はグリーンサファイアガラスや稲妻針が搭載された個性的な時計です。現在は廃盤が噂され、注目を浴びており、為替の影響は受けているものの、価格も数年前に比べると非常に好調です。今後の予想は難しいですが、もしかすると良いタイミングかもしれませんね。
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