2020年7月4日

まだまだ暑い日々が続いてますね。スタッフの田中です。

今回はロレックス・サブマリーナ116610LNをお買取りしましたのでご紹介します!

 

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2022年6月 買取参考相場 約125~135万(中古)
(*相場は日々変動いたします。状態や付属等、条件により変わります。)

2021年10月 買取参考相場 約120万~135万(中古
2020年11月 買取参考相場 約115万~130万(中古)

サブマリーナ「116610LN」は2010年に発売されたモデルです。
2020年がちょうど10年目の節目の年だったことや、他のスポーツモデルの新型ムーブメント移行が進んでいるなか、サブマリーナはまだ3200番台の新型ムーブメント(約70時間パワーリザーブへ等変更)への移行がされていない点などから、サブマリーナのディスコン(生産終了品)が注目されていました。結果的には大方の予想通り、2020年9月1日に新作サブマリーナ「126610LN」が発表されました。

 

お買取りは発表以前でしたので、相場も上り調子となり良いタイミングでのご売却だったのではないでしょうか。
当店も注目度の高い商品でしたので、お買取りもMAXまで頑張らせて頂きました!有難うございました。

 

 

 

126610LNと116610LNの違いは?

現行サブマリーナ126610LN116610LNの違いを比べてみたいと思います。

目立った変更点はキャリバーとサイズです。

キャリバーはCal.3135からcal.3235へ。

シードウェラーやディープシーへ搭載をされたものと同じです。
パワーリザーブが約70時間、カレンダー変更をどの時間帯でも可能になる、等サブマリーナもさらにパワーアップしています。

 

サイズは40mmから41mmとサイズアップ!
逆にラグは細くなり、また、ブレスレットもよりバランスがとられた大きさになっており、より洗練された印象です。

引用元:https://www.rolex.com/ja/watches/submariner/m126610ln-0001.html

その他、6時位置の王冠マークやドットインデックスのふちが太くなっていたりと細かい変更点もみられ、6時位置のSWISS MADEはメモリの上から下へと変更になっています。

 

定価は965,800円(2020/09時点)となり、116610の最終定価943,800円より2万円程UPでした。

 

116610LNの新品価格推移です。(2022年7月)

 

引用元:価格.com参照

 

2022年に入って一気に価格が上昇しています。4月に新作発表があるためにこのような値動きは大抵のモデルに見受けられており、サブマリーナも同様でした。しかし、現在(R4.6月)は値段が落ち付き始めている様子です。今後の値動きに注目です。

「マークⅠ・Ⅱ・Ⅲ」レアダイアルとは?

ロレックスは時々文字盤をマイナーチェンジすることがあり、サブマリーナも例外でなく、様々なタイプの文字盤が存在しています。歴代のサブマリーナにレアダイアルと呼ばれているものがありますので、ちょっとご紹介いたします。

 

まずは6時下位置に注目。「SWISS」「SWISS MADE」!?

16610の頃には1996年頃まで夜光塗料に使用されていたものはトリチウムでした。
その後使用を取りやめ、新たに日本の会社である根本特殊化学株式会社により開発されたスーパールミノバを新しい夜光塗料として使用を開始しました。

スーパールミノバはトリチウムと違い放射性物質を含まず、さらに明るく・長持ちする特徴があります。
安全面・耐久面において優れているのです。

その変更を受け、6時下位置に「SWISS-T<25」と表記をしていたものを「SWISS」と変更しました。


ちなみにこの「SWISS-T<25」は、TはトリチウムのT、<25は風防越しの放射線量が25マイクロキュリー以下であることを表していました。
その後すぐに「SWISS」を「SWISS MADE」へと変更しています。

「SWISS」と表記された物はおよそ1年のみの販売だそうで、その為、今後値段が上がるのでは⁉とも見られています。
(ちなみに現行の126610LNは、「SWISS王冠マークMADE」です。)

その後、サブマリーナは2010年116610LN・116610LVが発売されることとなりましたが、この116610系の文字盤にも様々な種類が見られます。
ロレックス好きの人たちの間では有名なものは通称「マークⅠ・Ⅱ・Ⅲ」と呼ばれているダイヤルです。

個体数が少ないレアなものほど値段が上がる傾向にあるので、レアダイアルを知っていて損はありません。

ではそんな「マークⅠ・Ⅱ・Ⅲ」それぞれの特徴をご紹介します。

●「マークⅠ」は1000ftのfがtに比べると長くなっています。また、クラウンマーク内のくり抜き部分の形が長方形の様な感じになっています。サブマリーナのロゴも太目です。

 

●「マークⅡ」は1000ftのfは短くなり、さらに=も短く斜めになっています。クラウンマーク内のくり抜き部分の形はレモン型に変更となっています。全体的に字体も細くなっています。

 

●「マークⅢ」は1000ft=300mの=が1000ftの方へ近く寄っています。クラウンマーク内のくり抜き部分の形はマークⅡと同じレモン型になっています。

ちょっとした違いですが、この違いが価格に影響を及ぼす可能性があるかと思うと、大きな違いです。

ちなみに最終盤に近いものは、「マークⅠ」へ戻っているようです。


ロレックスはマイナーチェンジを公表してくれませんので、今後文字盤やブレス等その他の部分でどんな変更がされていくのかこちらも注目です。

まとめ

現在ロレックスの相場は非常に好調です。さらにジワジワと上がってきているようです。
今後の値動きに注目ですね。

 

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